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活動レポート

【21基目】稲荷砂川保育園(京都府京都市)

2017年11月、「幼稚園にソーラー発電所を☆プログラム」による21基目の「そらべあ発電所」を、京都府京都市にある「稲荷砂川保育園」に寄贈しました。
この寄贈を記念して2017年12月19日に同園で開催した、そらべあ発電所寄贈記念式典の様子をご紹介します。

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稲荷砂川保育園は千本鳥居で有名な伏見稲荷大社の近くに位置していて、東には稲荷山、西には鴨川と、豊かな自然に囲まれています。
また、稲荷砂川保育園は、2017年3月以前は京都市が運営する市営保育所(旧名称:京都市砂川保育所)でしたが、隣接エリアで67年の歴史をもつ稲荷保育園を運営する社会福祉法人 稲荷保育園に移管され、2017年4月から「稲荷砂川保育園」と名称が変わり、再出発をしたそうです。

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稲荷保育園は環境に対する意識がもともと高く、稲荷砂川保育園にもそれが受継がれています。稲荷砂川保育園の玄関には京都議定書をもとに京都市保育園連盟が定めた「京都こども議定書」が掲げられていて、在園児やそのご家族、来園者にも環境保護活動の協力を促しているそうです。このような環境教育に対する意識が非常に高い点が評価され、稲荷砂川保育園が寄贈先に選ばれました。

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式典には53名の年少~年長の園児のほか、園の先生方、京都市のご担当者、そらべあ基金の関係者が集い、みんなで「そらべあ発電所」の設置をお祝いしました。

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最後は、社会福祉法人 稲荷保育園理事長 前川 覚氏のごあいさつで、式典が締めくくられました。

-前川 覚理事長先生のお話より抜粋-

「電気は200年ほど前に発見され、それ以降、私たちの生活を便利で豊かなものにしてくれました。本日、皆さんは手回し発電にチャレンジしてくれましたが、私たちの生活のためにはもっとたくさんの電気が必要です。大量の電気を生み出すために、石油や石炭などを燃やしているのですが、そのときにでる二酸化炭素(CO₂)が北極を小さくする原因になっています。
ところが、今回寄贈いただいた太陽光発電設備は、電気の作り方そのものが違っていて、光から電気を作り、二酸化炭素(CO₂)を出しません。この発電方法は人類の大発明と言えます。皆さんにはこれから、電気をムダにせずに環境を大切にすると同時に、なぜ太陽光から電気が作られるの?といった「なぜ?」「どうして?」という好奇心を持ってくれれば嬉しいと思っています。皆さんの中から、太陽光発電と同じくらいの大発明をしてくれるような人が登場することを願っています。
ソニー損保の皆さま、そらべあ基金の皆さま、このたびはそらべあ発電所を寄贈いただき、また、このような素晴らしい式典を開催していただき、誠にありがとうございました。」

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稲荷砂川保育園の皆さま、式典開催にあたり多大なご協力をいただき誠にありがとうございました。

式典後、前川喜美代園長先生と前川覚理事長先生に「そらべあスマイルプロジェクト」に応募されたきっかけや、園の教育方針についてインタビューしました。インタビューの内容はこちらをご覧ください。


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