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活動レポート

【32基目】社会福祉法人巣立福祉会 すだつ保育園(沖縄県名護市)

2022年12月に、「幼稚園にソーラー発電所を☆プログラム」による32基目の「そらべあ発電所」を、沖縄県名護市にある「社会福祉法人巣立福祉会 すだつ保育園」に寄贈しました。
この寄贈を記念して2023年3月8日に同園で開催された「そらべあ発電所寄贈記念式典」の様子と嶺井園長先生からのコメントをご紹介します。

■すだつ保育園のご紹介
すだつ保育園では、毎日地域の清掃(グリーンデー)を行い、集めた葉や調理の野菜くずはコンポストや生ごみ処理機で肥料にし、つくった肥料で野菜や果物を育てて食べるという食育活動に取組んでいます。
また、広い園内でヤギとうさぎを飼っていたり、島バナナ・アセロラといった沖縄県らしい植物を植えられていたりととても自然豊かな環境が整った園です。
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■式典の様子
式典には、すだつ保育園と姉妹園のすだつ羽地保育園の子どもたち61名と先生方が参加しました。ステージには園の皆さんが書いてくれた「そら」と「べあ」のイラストがたくさん飾られていました。
式典が始まり、「そら」と「べあ」を元気いっぱいに迎え入れた後は、そらべあ紙芝居の読み聞かせ、環境学習のクイズや発電体験と盛りだくさんのプログラムでした。クイズでは積極的に手をあげて参加し、環境について学ぼうとしている姿がとても印象的でした。
 
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287271_03.JPG記念プレートと紙芝居・絵本の贈呈後には、子どもたちから御礼として、「イーサー節」でのエイサーとSDGsの曲「つばめ」でのダンスを披露してもらいました。元気なかけ声で、身体を大きく動かして生き生きと踊ってくれました。

287271_04.JPGその後、嶺井理事長よりお話があり、最後に皆で記念撮影を行い、式典は幕を閉じました。

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式典後、嶺井園長先生より、寄贈に対する思いや今後の環境教育に対する理念や考え方についてコメントをいただきましたので、ご紹介します。

【社会福祉法人巣立福祉会 すだつ保育園 嶺井園長先生からのコメント】
287271_06.JPGこの度「そらべあ発電所」の沖縄県初の寄贈園に選ばれたことは大変名誉なことであり、とても嬉しく思っております。すだつ保育園では、特別なことをするのではなく、周りにある環境を利用した、日頃から取組める環境教育を実践しています。例えば、グリーンデーと称して毎日園の周りをお掃除したり、園舎ではグリーンカーテンとしてゴーヤを育てたりしています。また、園の敷地内にはヤギやウサギを飼っており、生き物のお世話も子どもたちがしています。環境教育の幅をさらに広げて取組んでいきたいと思っていたところに、副園長が今回の寄贈先募集のお話を見つけてくれて、応募しました。日頃の取組みが評価され、今回の寄贈につながったのだと思います。
式典では「地球温暖化」・「再生可能エネルギー」について子どもたちと学びました。「地球温暖化」を防ぐためにも、「電気のつけっ放しや水の出しっ放しをしない」など自分たちにできることから意識して実践してまいります。本日の式典を新たなスタートに、寄贈いただいた「そらべあ発電所」を活かして、「再生可能エネルギー」を使っていく意味やその重要性など、式典に参加していない子どもたちにも継続して伝えていきたいと思います。また、子どもを通して保護者や周りの皆さんにも取組みの輪を広げていきたいと考えております。


すだつ保育園の皆さま、式典開催にあたり多大なご協力をいただき誠にありがとうございました。

 

 


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