2013年8月に「幼稚園にソーラー発電所を☆プログラム」による11基目の「そらべあ発電所」を、大阪府堺市の「保育園 平和の園(へいわのその)」に寄贈しました。
この寄贈を記念して、2013年8月29日に同園で開催した「そらべあ発電所寄贈記念式典」の様子をご紹介します。
ソニー損保としてもそらべあ基金としても、大阪府の幼稚園・保育園への寄贈は初めてとなります。「今回はどんな保育園なのだろう?」そう思っていた私たちを、光が多く差し込み、開放的な明るい園舎が出迎えてくれました。
式典には、1歳~5歳の116名の園児のほか、園の先生方やそらべあ基金の関係者が集い、みんなで楽しく「そらべあ発電所」の寄贈・設置をお祝いしました。
紙芝居の後は、ソニー損保の広報スタッフとそらべあ基金スタッフによる、発電体験や電気のクイズがありました。
式典の終わりには、園長の篠崎先生より「未来の子どもたちのために、環境保護について今できることをしっかりとやっていきたい。環境を守ることは、子どもたちを守ることにつながる。子どもたちは地域の宝。大切にしていきたい。」とのごあいさつをいただき、式典が締めくくられました。
環境保護について、今できることをしっかりとやる― それをモットーとしている同園では、ゴミを減らすために布オムツを使う、貯水タンクを設置して畑の水やりや災害時に備える、合成洗剤ではなくせっけんを使うなど、さまざまな環境活動をされていました。また、園舎も光が多く入り、風通しが良くなる設計をされていたり、エアコンをガスで発電できるコージェネレーション搭載型にされたりしているとのことで、大きい園舎にも関わらず消費電力が少ないことにも驚きました。
「太陽の力でどれくらい発電されているのか。子どもたちにはできる限り関心を持ってもらいたいと思っています。」そう語られた園長先生は、表示器をあえて子どもたちからよく見える位置に設置したとか・・・。今回の「そらべあ発電所」寄贈をきっかけに、子どもたちにさらに環境について関心を持ってもらえれば大変うれしく思います。
保育園 平和の園の皆さま、式典開催にあたり多大なご協力をいただき誠にありがとうございました。