2012年10月に「幼稚園にソーラー発電所を☆プログラム」による10基目の「そらべあ発電所」を、宮城県仙台市の「やまとまちあから保育園」に寄贈しました。
この寄贈を記念して2012年11月28日に、やまとまちあから保育園で開催した「そらべあ発電所寄贈記念式典」の様子をご紹介します。
今回訪れた「やまとまちあから保育園」。変わった名前ですよね。この保育園は大和町(やまとまち)にあり、やまとまち・あから保育園と区切って読むのが正解だそうです。
「あから」の由来は、『あ』⇒明るく・ありがとうの気持ちを、『か』⇒身体は丈夫に・感謝のきもちを大切に、『ら』⇒(自分)らしさを持とう、という幼児期の教育に大切である言葉の頭文字をとったものとのこと。
当日の午前中はよく晴れていたものの、とても寒かったのですが、園の名前の通り、明るく元気の良い子どもたちが私たちを出迎えてくれました。
式典には、3歳~5歳の53名の園児のほか、園の先生方や保護者の方、そらべあ基金の関係者が集い、みんなで「そらべあ発電所」の寄贈と設置をお祝いしました。
そらべあ紙芝居に続き、そらべあ基金のスタッフと広報・CSR部員とで子どもたちに向けて電気の大切さや、電気がどうやって作られるかを説明し、子どもたちにも発電体験に挑戦してもらいました。
手回し発電機を回して発電に成功した子どもたちはとても誇らしげで、まわりの子どもたちも「僕も!私も!」と、みんな発電体験に興味津々の様子でした。発電体験の後は、子どもたちが元気な歌で「そら」と「べあ」にお礼の気持ちを伝えてくれました。
最後に、髙橋園長先生から、「東日本大震災の際に電気・ガス・水道が止まり、みんな大変な思いをしたと思います。今まであって当たり前のものがなくなり、本当に大変でしたね。これからも電気やお水を大切に使って、自然を守っていきましょう。このまま地球が暖かくなってしまうと、「そら」と「べあ」が住む場所の氷も溶けて、日本もなくなってしまうかもしれません。そうならないためにも、皆さんには自然の大切さを学んでほしいと思います。」とのお言葉がありました。
ソニー損保にとって10基目の「そらべあ発電所」は、園の屋上に10月26日に設置されました。実は子どもたちが「そらべあ発電所」を見るのは式典当日が初めてだったとのこと。普段見慣れない黒いパネルに興味津々の様子でした。
「そらべあ発電所」の寄贈が、子どもたちの環境に対する関心を高める一助になれば、と思います。
やまとまちあから保育園の皆さま、式典開催にあたり多大なご協力をいただき誠にありがとうございました。