今年2月に「幼稚園にソーラー発電所を☆プログラム」による7基目の「そらべあ発電所」を、宮城県大崎市の「ほなみの杜保育園」に寄贈しました。
この寄贈を記念して2012年3月23日に、ほなみの杜保育園で開催した「そらべあ発電所寄贈記念式典」の様子をご紹介します。
式典には、年中・年長の19名の園児のほか園の先生方やそらべあ基金の関係者など、約40名が集いみんなで「そらべあ発電所」の寄贈と設置をお祝いしました。
そらべあのお話を紙芝居で聞かせてもらったあと、ほなみの杜保育園のみんなが「そら」と「べあ」にお歌を披露してくれました。
「もしも季節がいちどにきたら」と「あしたははれる」の2曲です。
先生が弾くピアノの伴奏に合わせて、元気な歌声がホールいっぱいに響きわたりました。
最後に、青沼園長先生から「そらべあ発電所がこの園に設置されたのは、みんなが自然を大切にして遊んだごほうびです。森や川がなくなると地球が暖かくなって、“そら”と“べあ”がお母さんに会えなくなってしまいます。そうならないためには“もったいない”というものを大切にする気持ちが大事です。おうちの人と、どうやったら“もったいない”が家の中で使えるか考えてください。」と園児にメッセージが贈られました。
式典の最後に園長先生は、どうやったら“もったいない”を実践できるか考えるように、と子どもたちに伝えていました。ほなみの杜保育園では、子どもが子どものうちにできる子どもらしい経験や遊びを通じて、自分で考え行動する力を身につけることを目標の1つとしているそうです。今回寄贈した「そらべあ発電所」も、子ども自身がエネルギーや自然環境について考え行動するきっかけになることを願います。
ほなみの杜保育園の皆様、式典の開催にあたって多大なご協力をいただき、ありがとうございました。