こんにちは。えこまる家のパパこと、だいちです。
もうすぐゴールデンウィークですね。
みなさまはどのように過ごされる予定でしょうか？
えこまる家では、長野のおばあちゃんの家に遊びに行くことが決定！
おばあちゃんの家の近くには、ハイキングにちょうどよい山があるので、子どもたちをつれて森林浴にでかけようと思っています。
目で見る森の幻想的な景色、
目を閉じて聴く木の葉が風に揺れる音、鳥のさえずりや川のせせらぎ、
冷たい川の水、木のぬくもり…
森の息吹が五感から伝わってきて、とってもリラックスできるんですよね。
なかでも森の空気がたまりません！
す～っと大きく吸い込むと、すがすがしくて、とても心地いいんです。
森の空気と都会の空気、同じ空気なのに何か違うように感じますよね。
みなさまもそう思いませんか？
実は、森の空気にはある成分が多く含まれているのです。
それが植物から発散される「フィトンチッド」という成分です。
フィトンチッドは、草や木が自分の身を守るために放つ殺菌・殺虫成分で、
よく「森林の香り」といわれます。
といっても、イメージしにくいかもしれませんね。
もう少し具体的にいうと、ひのきのお風呂や新築の木造の家などで感じる「木の香り」のといえばわかりやすいでしょうか。
このフィトンチッドには殺菌・殺虫の他にも消臭、防腐効果などさまざまな作用があって、森の空気を浄化しているのです。
そういえば、森の中には動物の排泄物などもあるはずなのに嫌なにおいがしないですよね！
さらに、フィトンチッドは私たちの体にとってもよいものなんだそうです。人がフィトンチッドの香りをかぐと、精神が落ち着き、リラックス効果や快適な睡眠をもたらしてくれる効果があるんだとか。 つまり、森には本当に人を癒す効果があるというわけですね。
私たちがエコな生活を心がけることは、こうして安らぎを与えてくれる森を守ることにもつながります。今回のハイキングで、自然と触れあい、その大切さに気づき、子どもたちにエコへの関心をさらに深めてもらえたらなと思っています。
最後に、森林浴が体にいいとはいっても、気軽に行けない…というみなさまへ☆
実は、5月～7月の風にはこのフィトンチッドが多く含まれているんだそうです。
初夏の木々は新緑の時期を迎えて最も成長が盛んで、葉っぱからフィトンチッドをいつもよりたくさん出しているのです。
天気のよい日は、窓を開けて、フィトンチッドのさわやかな風をとりこんで、
おうちにいながら森林浴を楽しんでみてはいかがでしょうか。
